気象キャスターの仕事は、放送時間2~3分、
その放送の為の準備に何十倍もの時間をかけます。
準備の中で最も大切で時間がかかるのは・・・・・・「データ収集!!」
そこで、今日は、私のデータ収集法についてご紹介しましょう。
日テレの気象センターに入ると、私はまずキャスター席に向かいます。
すると、その席には、必ずこの人の姿が!!
何やらいつも忙しそう・・・・そして、何故か冬でも半袖・・・・・・・
私は彼の背中に向かって、
「新橋は風が強くなってきたね~」などと話しかけます。
すると、彼は、くるっと振り向いて、
「今日は午後に前線が通ってから、急に風が強くなったんだよ~
今は、羽田で8メートル超えててさ~、風と共に気温も下がって、
今、都心は6℃台まで下がってきたよ・・・・ほら!!」と、
何倍にもなって答えが返ってきます。
その答えにひと言「でも、上空の寒気はそれほどでもないよね??」
などと言おうモノなら、
「そうなんだよ~上空はそれほどでも無いんだけど、下層にさ、
結構な寒気が入ってきてるんだよね!それで気温が下がっているわけ!
今回の館野の上空はマイナス12℃くらいで、この時期としては
過去20年間で2番目の強さなんだ~」
と、また延々とパソコンの画面にデータを出しながら説明が続くわけです。
そして、ひとしきりしゃべった彼は、
「じゃっ!お先にっ!!」と爽やかに去って行くのでした・・・・・
その後、私はその日の担当予報士の所に行って
「ねぇ~メモちょーだいっ!」とねだります。
そうすると、月曜から水曜は岩谷君(格好イイ!)
木曜日は長尾さん(美人!)が書いた
その日の天気や、データがぎっしり書いてある気象メモをもらえます。
ふんふん、今日はこんな事があったのね~
そして私は席に座って、このノートを開きます。
このキャスターノートは6年前から始めたモノで
朝昼夜を担当している気象予報士キャスターが、その時間帯にあったことを
1ページずつ書き込んでいます。(台風や大雨の時は2~3ページになることも・・・・)
その時間の気象画面を貼ったり、ニュースや記録を書いたり、
その日のお天気の流れが全て解るようになっています。
(因みに私はこのノートの管理人です)
たまには、欄外にこんな事も書いてます・・・・・
また、誰がノートのトップを飾るかを競っています
(因みにキャサリンとは私のことです)
その後、私は気象データが入っているパソコンと向かい合い、
一つ一つのデータをじっくり眺めます。
この頃になると、私は昨夜から今まで一睡もせず空を眺めていた人のように、
その日の天気の流れがわかっているのです。
ここまでで、およそ2時間!!
この後、予報を解析して、解説を考え
原稿を書いて、データーのチェックをして、およそ3分のOAに突入です。
日テレは、予報士やキャスター間の連絡が密で、仕事の引き継ぎもしやすく、
私は、いつも皆様に支えられてOAをこなしています。
爽やかで、格好良くて、美人な予報士に囲まれて、私は幸せ者です。
皆様、これからもどうぞよろしくお願いします。
投稿者 藤森涼子