トロッコ列車 part2 島原鉄道編             藤富 郷

(2007/11/05)


 

01.jpg前回は南阿蘇鉄道のトロッコ列車をお伝えしましたが、
今回は、島原湾をはさんだ対岸の島原鉄道のトロッコ列車です。



島原駅から深江駅までを1日3往復、約1時間かけてのんびり
運行しています。
日曜日という事もあって満員で、家族連れで大にぎわいでした。

02.jpgこのトロッコ列車は、前回と違って気動車が挟んで運転しているんです。外の空気を感じられることや直接振動を味わえることがトロッコ列車の売りなんですが、それが飽きてしまった人は、気動車の快適な車内に移動することができるんですよ。



島原というと、雲仙普賢岳の噴火活動を思い出す方も
03.jpgいらっしゃるかと思います。
島原鉄道も大きな被害を受け、特に島原外港駅から深江駅の間は、大規模な土石流によって約4年間も不通となったんです。
平成9年の復旧となりましたが、それを機にトロッコ列車が
運行されるようになりました。トロッコ列車の車内では、景色を
眺めながらガイドの方による噴火から復興までの話を伺う事ができます。
04.jpg雲仙普賢岳を見ると土石流の流れた跡が残っていたり、
河川の堤防が強化されていたりと、復興したとはいえまだまだ
危険と隣り合わせであることを実感しました。

島原鉄道を訪れたのは、もう一つ理由があったのです。
島原半島をぐるっと回っている島原鉄道の南側の島原外港~加津佐駅間が、来年の春に廃止になる予定となっております。雰囲気を味わうためには廃線前の混み合う前に、ということで行ってきたんです。
05.jpg海岸すれすれを走ったり景色は最高なのですが、沿線に大きな
町がないので乗客が少なく残念な結果となってしまったようです。
駅員のいる島原外港駅では切符を発売していました。
それも昔ながらの硬券!
廃止区間そのものの切符で、記念になりました。

トロッコ列車の区間も廃止の中に入っているんですよ。
11月30日まで運行していますので、
ラストチャンスに訪ねてみてはいかがでしょうか。


投稿者 藤富郷