この時期は、満開の桜を楽しまないわけにはいかないと、
東京の外壕公園に出かけてきました。
お堀に沿って桜並木が続いており、車窓からもご覧のような
見事な景色を楽しむことができます。
右を見てみますと、オレンジの電車が写っていますね。
今日の主役は桜ではなく、こちら、中央線です。
昭和32年に新型国電として、中央線にオレンジ色の電車がデビューしました。それまではチョコレート色のみだった通勤電車に鮮やかな色がつき、当時は大反響でした。
若い女性からは、「金魚」という愛称で呼ばれていたそうです。
山手線が黄緑色、京浜東北線が水色、総武線が黄色、常磐線が青緑色と、色とりどりの電車が走るようになりましたが、その先駆けが中央線
なんです。
中央線では、斬新なブラックフェイスながらもオレンジに塗られたこちらの201系に変わりましたが、東京の各路線はステンレスやアルミの車両に置き換わり、銀色の電車になっていきました。
中央線だけが、国電のイメージの残る電車でがんばっていたんです。
そんな中央線にも、ついに次世代の電車E233系がデビューしました。
昨年12月に登場したE233系にとっては、最初の桜との出会いになり
ました。
銀色の新型電車は2007年度末までに増備が完了する予定で、オレンジ色の201系が全て置き換えられます。
半世紀続いた「桜」と「金魚」の競演も、今年で最後になりそうです。
投稿者 藤富郷