藤森キャスターと同じく、大分遅めの夏休みを頂き、佐賀県生月島を訪れました。
平戸と生月大橋で結ばれる小さな島です。
あるのは果てしない海、断崖絶壁の海岸、大きな空、以上。
とてもシンプルなその島の一日は、日が沈む頃に、燃え上がるようなクライマックスを迎えます。
海岸道路にて撮った夕焼けの写真。

水平線を、胸いっぱいになるくらいの赤色に染め、それまでおだやかに流れていた
秋の巻雲を振り払うように、太陽が沈んでゆきます。
ここはサンセットロードと呼ばれ、日本の夕日百選にも選ばれているとのこと。
機会があれば、ぜひ足を運んでみて下さい。
さて、この情熱的な赤い光。
実はそのエネルギーは、目に見える太陽の光の中で最小です。
(太陽の光には、虹からも分かるように色んな色が含まれています。)
光は青いほど、大きなエネルギーを持ち、空気の粒に激しくぶつかって方々に飛び散っています。
地平線の向こうに沈もうとする太陽の光は紫、青、緑など、エネルギーの大きい光からどんどん
飛び散って脱落し、最後に残ったエネルギーの小さい赤い光が、私たちの目に届きます。
これが夕焼けが赤い理由です。
昼間の空が青いのは、太陽が真上にあり、光が届く距離が短いため、最初に飛び散る紫や青の光が
空の色になり、残りの光が、太陽の色として私たちの目に映っているからです。
目に見える一番弱い光。
それが、燃える夕焼けの赤なのです。

投稿者 小越久美