いわし雲を見ると、食欲がわくといった友人がいる。
秋の真っ青な青空も良いが、きょうのように白い雲が規則正しく並ぶ空も、また良い。
祭りの季節を迎え、私の母が栗ご飯を作ってくれた。口の中に広がるほんわかとした栗の甘さは、秋を感じるには十分だ。近所のケーキ屋にも、タイミングを計ったかのように、普段はないマロンのロールケーキが登場した。
実りの秋は、食欲の秋でもあり、いろいろ食べたいものが多くて困ってしまう。この季節に食欲が増すのは、日中の気温が20度前後と、1年のうちで最も快適なことも影響しているが、最大の理由は、「冬に備える」という人間の動物としての本能にあるようだ。今のうちに栄養を十分摂り、本来食物がなくなる冬を乗り切ろうという本能だ。人間も大昔には冬眠していたという説もある。
クマなどの冬眠する動物は今、冬に備えて必死に脂肪をため込んでいる。
私も脂肪をため込んでいる気はないが、このからだの丸みを取るためには、毎日の筋トレが欠かせない季節の到来である。

投稿者 高塚哲広