2009年03月18日
金融危機とEU
金融危機の中にありながらも
その後の世界経済の覇権争いをにらんで動いている
フランスを中心としたEUについて
日本政策投資銀行の酒井吉廣氏が解説する。
今回の金融危機ではアメリカばかりが注目されていますが、
先週末に開かれたG20などをみていると
今後の金融危機や世界経済の回復について
ヨーロッパの動向が大きなカギを握るであろうと展望する。
今回の金融危機では新たな規制の枠組み作りと言われている。
このタイミングを味方につけられるかどうかを、
歴史の教訓からわかっているので、
常に世界覇権を考えた動きをしている。
ただ、欧州といっても、EU、イギリス、東欧、スイスと、
それぞれが利害対立という雰囲気になっている。
フランスのサルコジ大統領は
2008年夏、南オセチア紛争の際に
ガスパイプラインの確保を狙った意味もあって
米露間の話に首をつっこんでいる。
その前にはシリアと単独和平を行っている。
ポーランドの米軍レーダーサイト設置にも協力的な態度を示した。
一方で、ロシアとの協調路線もEUの代表として進めている。
投稿者: 酒井吉廣|コメントを読む/書き込む (2)|