2009年03月26日

CDS 光と影

サブプライム問題からの金融危機は
多くの金融機関で「クレジット・デフォルト・スワップ」いわゆる
「CDS」取引での損失が原因のひとつといわれている。
CDSとは、企業のデフォルトの可能性を取引するもの。
要はある企業が破綻するかどうか、
その「賭け」をするような金融取引。
クレジット・デフォルト・スワップとはどのようなものかを
分かりやすく説明する。
その上で今後、国際的には取引所の設立が求められる、と。
今のCDS市場は、相対取引であるため、
別の企業の破綻リスクを売った、買った、と思っていた相手方が
潰れてしまって対象企業が破綻したときに
肝心の保証が受けられないようなケースが起こりうる。
カウンターパーティリスク(取引相手先リスク)
リーマンのケースがこれに当たり、
リーマンが保証していたようなCDS取引は、
もう保証が受けられないので、
別の保証相手をさがさなければならなくなった。
そのときの市場の状態次第で、
前の取引よりコストがかかってしまうこともありうる。
そのようなカウンターパーティリスクが少なくなるように、
集中取引が望まれている。
今、取引所設立の動きはあるものの、まだ主要な取引所はできていない。

いずれにしても、まだ拡大して10年くらいの取引であるため、課題も多い。
しかし、CDSは、信用不安を増幅した元凶のように言われているが、
やはりリスクヘッジのための大事なツール。
問題点を補いつつ市場の効率性を高めることに活用していくべき。


投稿者: 大槻奈那|コメントを読む/書き込む (0)

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