2009年01月29日
食料自給率の真実
「日本の食糧自給率」について
丸紅経済研究所の美甘哲秀副所長の解説。
食料自給率とは、食料消費のうち、国内生産でどの程度賄われているかを示す。
自給率は「カロリー・ベース」で示され、
万が一、食料輸入が途絶した場合、
生きていくうえで必要なカロリーをどれだけ国内で調達できるかという意味。
全体の自給率を計算する場合、
「個別品目の自給率」と「食に占める個別品目のカロリー・ウエイト」を掛け算して求める。
1965年の食料自給率は7割を超えていたが、
現状、食料自給率は4割に落ちており、
この40年間で半分近くになっている。
その背景を説明した上で
食料自給率にとって重要なことは日本の農業改革と強調する。
さらに自給率を引き上げなくてはならないという発想が先にくるべきではない。と釘を刺す。
日本の農業改革がうまくいき生産力や競争力が上昇すれば、
結果として食料自給率は上昇する。
農業改革をせずに食料自給率を無理に引き上げれば、
我々は割高、かつ低品質の食料を摂取しなければならなくなる、と語る。
投稿者: 美甘哲秀|コメントを読む/書き込む (0)|