2008年08月28日
民主党代表選を巡る動き 民主党の党内事情
民主党代表選を前に思惑交錯。
民主党の党内事情を
千葉科学大学の小枝義人教授が斬る。
民主党の代表選挙。
8月25日、出馬の意向を固めていた野田佳彦氏が
支持グループをまとめられず出馬を断念。
代表選は小沢代表の無投票3選が確実となった。
これについて
「まとまったら、おかしい。
まとまらなかったことで
民主党もまともな人が多いのでほっとした」と感想。
その上で民主党にとっての敵は与党・自民党であり、
小沢氏ではない。
最優先事項は次期総選挙に勝つことであると強調する。
そして現在の民主党内の事情を詳しく分析する。
選挙を展望した独特の小枝氏の視点には唸らされる。
2008年08月27日
新たなる冷戦の始まりか?南オセチアを巡る米露の思惑
日本政策投資銀行の酒井吉廣氏が
「南オセチアを巡る米露の新たなる冷戦」をテーマに解説する。
南オセチアを巡りロシアは独立派を後押しし、
ロシアのメドベージェフ大統領は独立を宣言。
一方、アメリカは人道的支援として軍機をグルジアに投入した。
酒井氏はこれを「Novel War(新型戦争)の始まり」と分析。
テロとの戦争ではない。
かつての冷戦時代のイデオロギー的な対立でもない
資本主義の権益確保のための戦いが始まった。
その目的は、経済的利益、お金だと。
さらに無差別な攻撃で権益のもとを壊さないようにする
神経質な武器の使いあいが始まったと警告する。
今回、キーとなっているのは「パイプライン」だ
地政学的、経済的にこれらを分析した上で
米露やフランスなどの欧州諸国やそれぞれのトップが
どのようにこの問題に広義的に取り組むべきかを説く。
2008年08月26日
「民族問題」で分析する五輪後の中国の姿
東洋学園大学の朱建榮教授が
「北京五輪後の中国、多民族国家の苦悩」をテーマに解説する。
中国悲願のオリンピックが終了した。
しかし、この大国には問題が山積している。
今回は民族という切り口で五輪後の中国を展望する。
朱氏は問題を以下の4点で整理。
①56の民族があり、入り乱れて住んでいること
②民族問題と、宗教・複雑な歴史と絡んでいること
③漢民族中心の沿海部と、少数民族中心の内陸部との経済格差が拡大していること
④国際情勢と絡んで変化すること
その上で「中国の民族問題の改善策」を提案する。
中国政府に詳しい朱氏の独自の見解が光る。
2008年08月22日
日米大比較論
アメリカでの生活も長い丸紅経済研究所の美甘哲秀副所長が
歴史観、女性の役割、肥満の3つの切り口で日米比較論を展開する。
美甘氏は歴史観を比較する上で高校の歴史教科書を取り上げた。
アメリカのそれに記述されている内容を元にアメリカ人の歴史観を説明した上で、
日本のそれは単に受験勉暗記用にしか過ぎず
歴史観を学ぶ為の教材では無いと痛烈に批判する。
さらに女性の役割、肥満など美甘氏ならでは捉え方が非常に興味深い。
2008年08月22日
地デジが生み出す経済効果
今回のプラネットVIEWはスペシャル。
2011年7月に地上波テレビ放送は完全にデジタルへと移行する。
その意味や課題、新たに生まれる電波産業による経済効果などを
慶應義塾大学の中村伊知哉教授が解説する。
映像の美しさ、便利さなどについてはかなり知られてきた。
ダビングの問題や受像機やチューナー購入負担の問題なども
その対策が取られつつある。
解説ではさらに踏み込み
国民経済的にもより大きな地デジの意味を説く。
中村氏はアナログ跡地利用を区画整理と説明、
10兆円規模の新電波産業となると展望する。
このほか、アメリカやヨーロッパなど海外での導入例や
デジタル化で生ずる今後の問題やその対策などを語る。
2008年08月20日
北京オリンピック後の日本経済が危ない
北京オリンピック後の日本経済の行方を慶應義塾大学の跡田直澄教授が解説する。
昭和39年に開催された東京オリンピック。その後は大きな経済の落ち込みが待っていた。
それと同じことが北京オリンピック後に中国でも起こるであろうと予想し、
その上で、日本への影響は大きいと断言する。
しかし、経済浮揚対策について一部について積極的な動きはあるものの
経済関係閣僚の認識が甘いと指摘し、さらに「何をすべきか」を説く。
2008年08月20日
原油に付きまとう枯渇という影
国民の生活を襲う原油価格の高騰。価格高騰の要因には知られざる事実があった。
ペルシャ湾岸地域の原油事情に詳しいアジア経済研究所の福田安志氏が解説する。
第一次オイルショック以降、濃淡はあれど常に我々の前に現れ続ける「原油枯渇」という影。
その「原油枯渇」が作り出す産油国、消費国の新たなパワーバランスや
原油価格の行方などを語る。
今回の解説は今後の世界経済を見通す上でも非常に興味深い内容だ。
2008年08月12日
眠れる獅子「パキスタン」の魅力
人口はロシアを上回る1.6億人、GDPは1600億ドルとシンガポールの水準。
市場としても大きな魅力を持つパキスタン。
その現状や問題点、さらには日本がどのように発展に寄与すべきかを
丸紅経済研究所の美甘哲秀副所長が解説する。
この夏、美甘氏はパキスタンを訪れた。
その目的は、パキスタンの民間人らとパキスタン経済の発展のために何をすべきかを議論、
この議論をベースに、今年秋には日本・パキスタン両政府に提言書を提出するためだ。
昨年末、パキスタン民主化のカリスマ的指導者、
ブット元首相が暗殺され、それ以降不安定な政治状況が続いている。
一方、経常収支の赤字拡大、インフレの高進など経済面でも
マイナスなイメージが目立つ。
解説の中ではパキスタンがアジアの発展モデルとは違うことを解析したうえで
現状やそこに潜む問題点を浮かび上がらせる。
その上で、パキスタンの魅力や日本はどのような援助をすべきか?などを
「商社」視点も交え解説する。
パキスタンという「眠れる獅子」がいつ、目を覚ますか?注目だ。
2008年08月08日
改造内閣 期待と不安
東京青年会議所の中尾公一理事が国民の目の高さで
福田改造内閣について期待や不安などを語る。
「安心実現内閣」と福田総理は自ら命名。
これについて我々の世代の感覚では野暮ったくてピン!と来ないとしながらも、
若手にアピールしてカタカナや英語をつかって年長者から「わかりにくい」といわれた
これまでの反省もあるのでしょうと。
そして改造内閣における注目すべき点と新大臣への期待等を語る。
食の安全などの消費者行政、消費税や財政問題、年金問題、拉致や外交問題など
個別に期待するところや問題点を整理していく。
さらに、自民党の新役員については大きな期待を寄せる。
2008年08月06日
福田改造内閣 経済的効果期待できるか
福田改造内閣が本格スタート。
果たして効果ある経済対策が打ち出せるのか?効果を上げられるのか?
慶應義塾大学の跡田直澄教授が解説する。
内閣改造後の日本テレビの世論調査では支持率はアップ。
支持する理由で著しく増えたのは「閣僚の顔ぶれに期待できる」だった。
しかし、具体的な政策が出てくると支持率は下がるのでは、と分析。
さらに役人のペーパーをそのまま読み上げているような大臣では経済には悪影響しかない。
財政と経済は相互依存しているという認識がなさすぎると、手厳しく批判する。
そして経済関係閣僚の経済、景気政策などに関する姿勢や考え方を解説する。
自民党が経済政策にどの程度のまで発言権を持つかが
福田内閣の今後をかなり左右することになるとし、
キーパーソンは麻生幹事長であると話す。
その意味合いは?
跡田氏の快活な解説が光る。
2008年08月05日
遠くて近いブラジル
JETRO・アジア経済研究所の近田亮平氏が
ブラジルの現状と日本との関係などについて解説する。
今年はブラジルへ初めて日本人が移民として渡ってから100年。
その歴史、また現在の日系人社会の現状や問題を説明する。
さらに今では約30万人が日本に滞在しているというブラジル人。
東海地方や北関東地方などではブラジル社会も出来上がっており
そこでの問題も整理する。
近年のブラジルの政治、経済、社会という切り口で分析、
その上でブラジルの将来を展望すると共に日伯関係のあり方を説く。