テレビやエアコンのリモコン、自動ドア、自動改札機、エレベーター・・・
生活を便利にしてくれるこれらに共通しているもの・・・何だか分かりますか?
それは・・・「センサ」が搭載されているということ。
私達のまわりを見回してみると、たくさんの「センサ」が生活の色々な場面で活用されています。
「センサ」の開発の指針は、いかに人間の「感覚」に近づくことができるか。
「触覚」「味覚」「視覚」「嗅覚」「聴覚」この五感を再現できれば、
それだけ人間の感覚に近い便利な「センサ」機器の開発の実現につながるということに
なるわけです。今回は、そんな「センサ」業界の最新事情をご報告いたします。
現在、五感それぞれの分野で、センサの開発段階は全く異なっています。
なかでも開発が進んでいるのは、「視覚」「聴覚」の分野。
「聴覚」の分野では、すでに特定の人が話す声や表情の判別が可能なところまで
開発が進んでいるそうです。
「視覚」の分野では、超高速、高精細での画像解析が可能になりつつあります。
まだ研究段階のものですが、こちらのカメラは一秒間に1000枚の画像を撮影し、
その画像をリアルタイムで処理できるというもの。

たとえば、ボールをつかむロボットに、目の代わりとしてカメラを搭載すると、
ボールの動きをカメラが認識し、しっかりとボールを掴むことができるというわけです。
1000分の1秒で画像処理できるということは、ロボットには
まるでスローモーションのように見えているということなんですね。すごい。
「聴覚」「視覚」の分野に次いで開発が進んでいるのが「触覚」の分野。
最近になってこんな新技術もでてきました。
こちらは、携帯電話や音楽プレーヤーのタッチパッド部分に
人間の体に流れる微弱電波に反応するセンサが搭載されています。
昨年世界で初めてそのシステムが開発されてから、
今では携帯端末など150以上の様々な商品に応用されているということです。

「味覚」「嗅覚」の分野は、他の分野に比べると開発は遅れているそうです。
とはいっても「嗅覚」の分野は、人間の嗅覚の仕組みをほぼ解明した他、
人間の嗅覚を超えて、口臭や体臭で病気を特定可能できるようにまでなってきているそうです。
「味覚」の分野では、味を数値化して評価するセンサなどが、すでに食品の品質管理や
開発などで利用されています。たとえば、こちらは野菜の鮮度を測る専用のセンサ。
光合成の活発さを数値で表すことで鮮度がわかるという仕組み。

今後味覚の分野では、人間の味覚を忠実に再現し、調理器具などへの応用が
期待されているということです。
近年センサの技術は、小さくて低価格のものが多く開発されるようになり、
身の回りの色々なものに搭載されるようになってきました。
そんなセンサの技術を高度化する上で、人間の五感の仕組みが
大いに参考になるのだそうです。
そして中には、ここにも書いたセンサもそうですが、人間の感覚や能力を
はるかにこえるセンサの技術も開発されています。
もはやセンサは、「人間の第六感」となる技術といえますね。
これまで人間の能力では知り得なかった新たな世界が見えてくる日もまもなくです。
事業部のドアも、将来は特定のジェスチャーをすると入れるような
最先端の自動ドアにしたいな~。
《OAの様子はこちら》
http://www.news24.jp/articles/2008/04/25/06108120.html
投稿者 武岡智子