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    <title>リアルコンノ</title>
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    <title>＃２１５　 ドーナツ</title>
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    <published>2007-10-15T02:05:46Z</published>
    <updated>2007-10-15T02:06:21Z</updated>
    
    <summary>  懐かしい食べものの話。先週のリアルタイムで、有楽町の新スポット「イトシア」を...</summary>
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        <name>近野宏明</name>
        
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          懐かしい食べものの話。先週のリアルタイムで、有楽町の新スポット「イトシア」を紹介しました。クリスピー・クリーム・ドーナツのお店が登場、こちらのドーナツがスタジオに届けられました。いっぽうすでにリニューアル済みの「プランタン」からは、新しいタイプのドーナツ「焼きドーナツ」もスタジオに。

  甘いもの好きな私は、当然のように双方を試食。焼きドーナツは今までのドーナツとは異なり、さっくりとした口当たり。味もあえてこってりではなく淡白系ゆえ、ミルクのたっぷり入ったカフェオレやミルクティーとの相性がよさそうです。一方のクリスピ…はというと、スタンダードな砂糖に浸したものではなく、中にオレンジジュレの入ったものでした。表面の上半分にはチョコがかかっていたので、一見すると甘そうなのですが、中のオレンジジュレが意外に酸味を強くしているためか、実にさわやかな味わい。見た目を裏切ってパクパクいけます。ヒットでした。

  放送後。私のまわりでは、「自宅で揚げたドーナツの味」についての会話が弾みました。子供のころに母親が大きな鍋を前に揚げたドーナツの味。結構多くの人が経験あり、でしたね。学校から帰ったときの「台所からの匂いが忘れられない」という人も。さらに！「食パンの耳を揚げて砂糖にまぶしたのもよく食べた」「あったあった」…これは確かにありました。しかし居合わせた誰もが、社会人になってから、あるいは大学に入って実家を離れてから、あの「耳揚げ」を食べていないことが確認されました。「昔はパン屋さんもタダで分けてくれたよね」「今はどうなんだろう」「砂糖はグラニュー糖？」「きな粉もまぶした？」などなど、会話はつきません。私の実家ではグラニュー糖でしたが、確かに２０年は遠ざかっている味です。土曜日の昼さがりあたり、どこかのおうちで揚げていたりするものでしょうか。昨今は自宅周辺の住宅街を歩いていても、そんな匂いはとんとかいだことがありません。ううむ。
 


        
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    <title>＃２１４　　銭湯</title>
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    <published>2007-10-10T11:01:10Z</published>
    <updated>2007-10-12T11:02:38Z</updated>
    
    <summary>  １０月１０日はかつて「体育の日」でした。しかしハッピーマンデーで必ずしも１０...</summary>
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        <name>近野宏明</name>
        
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www1.news24.jp/blog/konnno/">
          １０月１０日はかつて「体育の日」でした。しかしハッピーマンデーで必ずしも１０日とは限らず…。キリの良さは無くなりましたね。で、「銭湯の日」です。１０１０で千十（せん・とお）なんでしょう。

  周りで聞いてみますと、銭湯とは縁遠い人も結構います。とりわけ若い女性は、銭湯にほとんど入ったことがないという人も。私はというと、銭湯、大好きです。自宅の近くの銭湯にたまに浸かりに行きますし、会社の帰りや飲食の帰りに、その街の銭湯に入って帰りもします。東京は銭湯の組合（東京都浴場組合）のＨＰが充実していて、銭湯マップも掲載されています。これを見れば、自分がこれから出かける街のどこに銭湯が有るか一目瞭然。それを頼りに出かけてお湯に入っていると、地元のご近所さん同士の会話も耳に入ってきます。なんだかその街の住民になった気分にも浸れるのです。体にまとわりついた一日の疲れを、サーッと落として電車に乗るのもいいものです。帰宅したらそのままぐっすり就寝できますしね。

  私と銭湯のつきあいは、新潟にある母の実家近くの銭湯に始まります。いまネットで検索したところ今は存在しないようです。祖父母や叔父叔母に遊んでもらったあと、夕食前にお湯に向かいます。もちろん家にも内湯はあるのですが、たまにそういうイベントがあるわけです。あれは何ともワクワクしましたね。大きなお風呂はちょっと熱めで、豊富な湯気と独特のざわめきに包まれています。黄色い腰掛けと洗面器。壁いっぱいに描かれた風景。銭湯の基本です。基本といえば、大きなお風呂での作法を教わる場でもありました。ときに叱られながら、祖父や叔父、父から教わった気がします。

  ちなみに。東京都内で銭湯を経営している方の出身地をたどっていくと、新潟県が多いといわれています。これは豆腐店も同様。「コツコツとした仕事」「実は肉体的負担が大きい」「朝が早い」などなど、実直で勤勉な県民性でないと務まらないから、と説明されています。なるほど。

  しかし銭湯の数は減る一方。この文を書くに当たって「銭湯の日」と入力しようとしたところ、「銭湯の火」と変換されました。そう。街のあちこちで燃えていた銭湯の火も徐々に消えていっているのが実情です。お湯から上がって、タオルを首にかけてグイッと飲むあのコーヒー牛乳の味の良さも、今の子どもたちにはあまり実体験が無いのでしょうか。残念なことです。

        
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    <title>＃２１３　 検定</title>
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    <published>2007-10-03T10:42:54Z</published>
    <updated>2007-10-04T10:43:55Z</updated>
    
    <summary>  沖縄戦で起きた集団自決に関する教科書の記述で、「日本軍の強制があった」という...</summary>
    <author>
        <name>近野宏明</name>
        
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www1.news24.jp/blog/konnno/">
          沖縄戦で起きた集団自決に関する教科書の記述で、「日本軍の強制があった」という表現に検定意見が付けられた問題です。先週末に沖縄では大規模な集会が行われ、記述の復活を求める声が一層高まりました。そうした動きを受けて、町村官房長官が記述の訂正・修正の検討を、渡海文部科学大臣に指示。渡海大臣も「沖縄県民の気持ちを受け止め、何が出来るのか検討する」と表明しました。

  沖縄で様々な人に取材してきましたが、当地では集団自決に軍の関与があったことは「常識」とされています。自決の命令・強制があったか否かについては裁判にもなっていますが、手榴弾を配布したことなどからも、少なくとも「関与」があったのは否定できないだろうというわけです。戦争の末期に、自分の肉親に手をかける、互いに命を断ち切るという悲惨な出来事が有ったのは事実で、その背景になにがあったのかをぜひ知って欲しいという沖縄世論はひとしお。県議会や市町村議会による再三の抗議決議、そして週末に行われた県民大会の結果、その思いがようやく国に届くのか、という段階に至ったわけです。記述について再考することは当然といえます。

  ところでこの問題、何が歴史的事実かという点とは別に、重い問題をはらみます。それは教科書検定のありかたです。私は文部省の担当記者として３回にわたり、検定を取材しました。当時から文部当局は、執筆者側に当局が申し渡す「検定意見」は、「現在の学術研究の状況に照らして」「審議会での審議による」といい続けてきました。つまり、記述の当否を判断する主体は文部省ではなく、客観的な専門家・研究者である、というわけです。検定の客観性・独立性は１００％担保されているという理屈ですね（実質はそう言い切れませんが）。しかし今回のケースでは、集団自決に関する記述への意見は、文部科学省の教科調査官が原案を作り、審議会では議論のないままお墨付きを与えていたことがわかりました。実質的に文部科学省が主導したということになります。審議会の形骸化は否めません。検定段階での行政の介入、政治的介入の余地が否定できず、検定の客観性を疑わせることになります。

  さらに、「沖縄の気持ちを汲み取る」というかたちで、今になって記述の修正を閣僚が言い出したわけですが、この一声で記述が実際に変わるというのも、諸刃の剣という側面を持ち合わせています。なぜなら、「県民が望むから」という理由でなくとも、教科書の記述に政治が介入する恐れもあるやりかただからです。同じやりかたで「県民が望まない」変更もあり得る、ということにつながりかねません。となると文部科学省が繰り返し主張してきた教科書検定の「客観性」「独立性」とはいったい何だったのか、ということになってしまいます。

  実際には、教科書会社も営利企業である以上、検定が控えているとなれば一定の「自主規制」をしながら、あるいは政治的状況に配慮しながら執筆編集しているのが現状。ならば執筆の時点では政治的な影響から完全に自由に書けること、あるいは検定意見を付ける段階では政治的な影響を完全に排除すること、それらを実現するのが本来の解決策だと思うのです。

        
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    <title>＃２１２　 境目</title>
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    <published>2007-10-01T07:24:34Z</published>
    <updated>2007-10-01T07:25:55Z</updated>
    
    <summary>  季節の境目。日曜日の東京は冬の始まりのような寒さでした。日付が変わってから気...</summary>
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        <name>近野宏明</name>
        
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www1.news24.jp/blog/konnno/">
        <![CDATA[  季節の境目。日曜日の東京は冬の始まりのような寒さでした。日付が変わってから気温は下がり、日中は終始１６度程度。街を歩くと様々な格好の人たちが行き交います。薄手のコートを羽織っている人もいれば、夏を引きずってＴシャツ１枚の人も。さすがにＴシャツ一枚はどうでしょう。風邪をひいていないといいのですが。

  これほどまでに季節の統一感が無い光景も珍しいと言えそうです。私は、シャツにサマーセーターを重ねていたのですが。日照も無く、ずっと雨が強弱を繰り返していたので、肌寒い一日でした。そのせいか、表参道の新潟県のアンテナショップ前では、テントの下に設置した即席の「足湯」が賑わっておりました。温泉のお湯を使っているようで。「真夏日」には不向きなコーナーですが、きのうのような季節の境目であればばっちりですね。

 <img alt="070929 坂道１.jpg" src="http://www1.news24.jp/blog/konnno/070929%20%E5%9D%82%E9%81%93%EF%BC%91.jpg"align="right" /> ということで、きょうの写真は「さかいめ」にちなんで「さか」の写真です。山手線の内側。台地と低地の境目をつなぐ坂道。鬱蒼とした森と長いコンクリート塀の間に急な坂道が続いています。とても小さな犬が散歩に歩いていましたが、体が小さく足が短いぶん、この境目を登るのは難儀なようすに見受けられました。

  ところで放送の世界でも、きのう・きょうは大事な境目です。９月最終週はいわゆる「期末」。多くの番組が最終回を迎え、報道局から去っていく方も居ました。淋しいですね。いっぽう１０月第１週は下半期・１０月期の「期首」。新しい番組が始まり、続く番組もリニューアルされることが多いですね。とりわけことしはカレンダーが１０月１日＝月曜日となりましたから、リフレッシュ感が強い気がします。我らが『リアルタイム』はエンタメコーナーの進行役が交代します。今週からは伊藤綾子さんに。フレッシュな顔が新たに加わった当番組に、引き続きのご愛顧をお願い申し上げます。末筆ながら境目のごあいさつでした。
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    <title>＃２１１　 名月</title>
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    <published>2007-09-26T02:05:38Z</published>
    <updated>2007-09-26T02:07:10Z</updated>
    
    <summary>   きのう２５日は「中秋の名月」でした。木原さんのお天気コーナーで、どんな様子...</summary>
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        <name>近野宏明</name>
        
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www1.news24.jp/blog/konnno/">
        <![CDATA[<img alt="070925 中秋の名月.jpg" src="http://www1.news24.jp/blog/konnno/070925%20%E4%B8%AD%E7%A7%8B%E3%81%AE%E5%90%8D%E6%9C%88.jpg"align="right" />   きのう２５日は「中秋の名月」でした。木原さんのお天気コーナーで、どんな様子か生の映像を放送したのですが。これがそのときの名月。スタジオの中で、モニターを通じてまんまるの月が目に入ったとき、ひとつの歌が浮かびました。「秋風に　たなびく雲の絶え間より　もれいずる月の　かげのさやけさ」…どうでしょう。まさにそのまま、ではないでしょうか。画面の左から右に向けて、もやっとした雲の影が流れていきます。すると、いにしえの人々が「餅をつく兎」と見立てた月面の文様がくっきりと、冴え冴えと画面に拡がりました。

  月の時期というと、昨今は「ハンバーガー」のＣＭで「そうそう、そういう時期だ」と思い出したりする私。自然の風情や情緒とは程遠い想起のしかたとしか言いようがありません。当然、自宅でも「月見団子」や「すすき」などは用意しておりません。皆さまのお宅ではいかがでしょうか。

  昨晩は、仕事のあと会合に向かう際にタクシーに乗ったのですが、その運転手さんが「庭月野（にわつきの）」さん。まさに中秋の名月にふさわしい苗字です。鹿児島に同じ名の集落があるそうで、そこは全世帯が「庭月野」姓とのこと。風雅な響きと字面ですが、平家の落人がその祖と聞くと何か重い物語もあるのかなと思います。  

  この時期はまだ夏の名残も残っていて、月を見るという行為にそれほどの寂寥は感じないのですが、これからは秋の寂しさが増してきます。「月見れば　千々にものこそ悲しけれ　我が身ひとつの秋にはあらねど」という歌など、その境地がストレートに表現されていますからね。いずれにせよ、心を鎮めて眺める月の時季。皆さまその影になにを想いますか。
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    <title>＃２１０　 素朴</title>
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    <published>2007-09-24T02:24:51Z</published>
    <updated>2007-09-24T02:28:38Z</updated>
    
    <summary>  世の中はまたも３連休。朝の電車は櫛の刃がこぼれるように、長い椅子のところどこ...</summary>
    <author>
        <name>近野宏明</name>
        
    </author>
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www1.news24.jp/blog/konnno/">
        <![CDATA[  世の中はまたも３連休。朝の電車は櫛の刃がこぼれるように、長い椅子のところどころに空席が目立ち、涼しい気温と相俟って快適な通勤でした。いっぽうで幹線道路は連日渋滞。朝から晩まで行楽地方面への道は混んでいたようです。お休みに早起きして出かけた皆さんは今ごろお昼タイムでしょうか。

<img alt="070920 コロッケパン.jpg" src="http://www1.news24.jp/blog/konnno/070920%20%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%B1%E3%83%91%E3%83%B3.jpg"align="right" /> そんな休日にも打ってつけ、かもしれない美味をご紹介します。コロッケパンです。とはいえ、このコロッケパンは出来上がった状態で販売しているワケではありません。始まりは先週の晴れた昼休み。報道局の大先輩（スポーツニュース担当）とエレベーターに乗り合わせ「お昼ごはんはどうされるんですか？」と訊ねたのです。すると。日本テレビから数分歩いた所にある精肉店へ行くとのこと。その店頭に、目指すモノがあるというのです。長年プロレス中継に携わってきた彼の目が、一瞬ピカッと光りました。その目は、あたかも新進の選手に「タッグを組まないかと」無言で誘うベテランレスラーのような（そんなシーンを見たことはないですが）不敵な自信に満ちあふれていました。

  …で、「組みます組みます」とばかりタッグを組んでその小さな精肉店に向かうと、実に香しい匂いが近辺に漂っています。店頭から見えるで揚げ場では、ご夫婦が次々と油に丸々としたタネを泳がせています。 そしてきつね色になった頃合いで油のプールサイドに上がった（揚がった？）コロッケやメンチカツはデカい！安い！のです。揚げたてのコロッケをたんと買いこんでソースをかけてもらったら、報道フロアに戻ります。すると大先輩の席の近くでは、すでに大量の食パンとマーガリンがスタンバイされておりました。懐かしい味のマーガリンを塗り塗りして、アツアツ、フワフワのコロッケをちょっとだけギュウっとつぶすように挟みます。そして…ガブッ…！！！！！（言葉にならず）。「大先輩についていってよかった！」としみじみ思いました。パンに挟んでいないほう、もう一つのきつね色は、メンチカツ。こちらはタマネギが若干粗めのみじん切りで、食感がじつに絶妙な感じです。しかもいまどき「良心的」というのも陳腐に聞こえるボリュームと安さ。感涙ものでした。いずれも、「あれは美味かった！」と喉の奥から思い出すような味と言えましょう。とにかくこういう素朴な味の旨さは、絶対に間違いがありません。凝りに凝った手順や味付けをしているわけではない。基本に忠実なつくりです。

  秋の連休、家族揃ってお出かけする方は多いと思います。昨今は観光地やサービスエリアの飲食店のレベルがどんどん上がっているほか、コンビニやファミレスの増加によって、お母さんの負担をかけずに「ハズレのない」食事が手軽に楽しめるようになりました。でも。たまには素朴な味のコロッケパン、どうでしょう？遠方に出かけなくても、近所の河原でも公園でもいいんです。「あのときはみんなでお母さんの揚げたコロッケを挟んで食べたななあ」と思い出すこと請け合いです。そんな空想を膨らませる、コロッケパン。サクサクの衣の中に詰められるのは、何もジャガイモや挽肉だけではありません。あらかじめ思い出をも包み込めるような気がしたのです。
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    <title>＃２０９　 デザート</title>
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    <published>2007-09-17T02:06:13Z</published>
    <updated>2007-09-17T02:08:58Z</updated>
    
    <summary>結局デザートが好きなんですね。私は。本コラム（＃２００）でも書いたばかりですが、...</summary>
    <author>
        <name>近野宏明</name>
        
    </author>
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www1.news24.jp/blog/konnno/">
        <![CDATA[結局デザートが好きなんですね。私は。本コラム（＃２００）でも書いたばかりですが、もう一度。３連休に免じて書かせて下され。

<img alt="070909_163809.jpg" src="http://www1.news24.jp/blog/konnno/070909_163809.jpg"align="right" />先回「あんまりにも冷たすぎるのもどうかというワガママな私であります。つまり、『かき氷』みたいなレベルに至るとどうかと。『冷たすぎ』『さっぱりしすぎ』で味がよくわからないのはいまひとつ食指を動かされません」と言い切った私。しかしその後かき氷を食べました。まさに舌の根も乾かぬうちに。それがこの宇治金時かき氷です。

このかき氷のポイントは、頂点に覆い被さる抹茶ソフトクリーム、でしょう。このソフトクリームが有ると無しでは大違いです。前言における「冷たすぎ」「さっぱりしすぎ」を中和するマイルドな味わいと舌触り。まさに「ソフト」クリームの面目躍如、いい仕事をしています。…どう聞いても「かき氷レベルはどうか」という発言を翻す言い訳にしか聞こえないかもしれませんが。しかし事実抹茶ソフトの役割は大きい。タカ派のグループがそのイメージを中和するためにハト派のリーダーを戴く、みたいな感じかもしれません。とはいえかき氷の場合は全体の構造が見えているので、キンキンと頭に響く氷部分を食べるに至っても、ソフトクリームをちょっと残しておけば大丈夫（…ってなにが大丈夫なんだか）。濃い抹茶がボリュームある全体に隈無く浸透し、満足のひと盛でありました。

<img alt="070903_ごまシフォン.jpg" src="http://www1.news24.jp/blog/konnno/070903_%E3%81%94%E3%81%BE%E3%82%B7%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%B3.jpg"align="right" />
そしてもうひとつ。ごま風味のシフォンであります。これまた美味しかった。もはや和のテイストというのはどのお菓子にも馴染んでいますね。とりわけごまは相性が良いようであります。このシフォンはごまのせいか、口当たりが少々パサッとした感じではありますが、それを補うやわらかなホイップ、そしてメロンとイチジク。このフルーツが有るか無いかは大きなポイントでしょう。果物好きにはたまりません。季節が変わるとこの添えものも変わるそうで。楽しみです。　

　こうして、食欲の秋を待たずに私のデザートライフは充実していくわけです。週末にちょっと泳ぐぐらいでは消化しきれないのは、間違いありません。
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    <title>＃２０８   読了日記０３７ 『丁家の人びと』</title>
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    <id>tag:www1.news24.jp,2007:/blog/konnno//10.2976</id>
    
    <published>2007-09-14T06:34:53Z</published>
    <updated>2007-09-16T06:18:05Z</updated>
    
    <summary>　先週、社会部の後輩である女性記者から「近野さん、この本よかったら読んでみてくだ...</summary>
    <author>
        <name>近野宏明</name>
        
    </author>
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www1.news24.jp/blog/konnno/">
        <![CDATA[　先週、社会部の後輩である女性記者から「近野さん、この本よかったら読んでみてください。歴史がお好きですからと思って」と渡された分厚い本。週末にページを開けるとあっという間に読み終えました。著者はこの女性記者のお母さん。篆刻の名家に生まれたひとりの中国人女性が半生を振り返った内容を「聞き書き」でまとめたもの。人生の無常についても考えさせられる１冊です。
　
・丁如霞・著、和多田進・聞き書き　  『丁家の人びと』 （バジリコ）

　<img alt="070914_丁家の人びと.jpg" src="http://www1.news24.jp/blog/konnno/070914_%E4%B8%81%E5%AE%B6%E3%81%AE%E4%BA%BA%E3%81%B3%E3%81%A8.jpg"align="right" />著者は高名な篆刻家、丁仁の孫。丁仁は、２０世紀の初めに杭州に設立された「西冷印社」の設立メンバーである知識人であり、文人たちのリーダー格であった。その財を惜しげなく古今の書籍や篆刻の収集に注ぎ、その遺産は現在では貴重な文化財となっている。

　丁家は丁仁より前の世代から、いわゆる経済的にも安定した知識人の家系。歴史の波はその丁家の人びとに次々と襲いかかる。日本との戦争、国民党と共産党の激しい争い。戦争が終わり、共産党が中華人民共和国を成立させるに至り、一族の経済的な状況は零落の一途をたどる。

  その後も寄せては返す試練。新体制への転換、文化大革命、天安門事件…。著者の一家は「裕福な知識層」という、共産主義においては「悪い出身成分」とされる。共産党政権下で富を剥がされてゆく一族。自らの思想や経歴を懸念して香港へ脱出する父。残る母親は貧しさのなか子どもたちを必死に育てていく。一族の中には辺境の地へ流される者も現れる。人生のすべてが為政者によって決められてしまう社会。後年著者が振り返ってただ一度きり抱いたという「夢」は、思いもかけぬ形で破れてしまう。そして半世紀、日本に渡った著者の人生は…。

　とにかく、一人の女性とその先祖を軸にした回想は、波瀾万丈。とりわけ、戦後に起きた波瀾は、私たち日本で一般的に体験するレベルとは桁違いであろう。もちろん、著者以上の艱難と奮闘を体験した人も多いであろうことも容易に伺える。民衆の視点からみた中国現代史。本書では著者の語りと交互に、時代背景の解説が引用・転載されていて、マクロとミクロが有機的に絡み合う構成は、読む者を引きつけてゆく。

  「飛鴻雪泥を踏む」という言葉がある。空をゆく鴻が地上の雪に付ける足跡は程なく消えてしまう＝ひとの人生はときが経てばかき消されてしまうような、はかないものだ、という意味だ。しかし波瀾の時代に雲散してしまいかねない著者の人生は、たしかにこの一冊に凝縮されたといえる。飛鴻の足跡もくっきりと次の世代や国境を越えてうけつがれるのだ。そう、丁家のルーツは篆刻家である。私の読後感は幾星霜を越えて我々が目にしている篆刻の刻銘のように、深く味わいのあるものとなった。


  …ところで私にこの本をプレゼントしてくれた記者（私と一緒に写真におさまっています）は、誰もが認める俊英です。特ダネ、スクープ連発。私など足元にも及ばない優秀な記者として知られています。才気煥発であるのはもちろん、バイタリティあふれるチャーミングな人柄の持ち主。本書の終盤では彼女も登場し、利発な少女時代のエピソードが母の目を通して語られています。彼女の「いま」があるのにはお母様の影響というものも大きいのだなと感じ入りました。
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    <title>＃２０７  「読了日記０３６『タモリのＴＯＫＹＯ坂道美学入門』」</title>
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    <published>2007-09-12T01:55:27Z</published>
    <updated>2007-09-12T01:57:31Z</updated>
    
    <summary>　日本随一の平野、関東平野に位置する首都・東京。今を去ること１６年前に上京した私...</summary>
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        <name>近野宏明</name>
        
    </author>
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www1.news24.jp/blog/konnno/">
        <![CDATA[　日本随一の平野、関東平野に位置する首都・東京。今を去ること１６年前に上京した私は、この街の坂の多さに驚きました。しかし。それら一つ一つの坂にはそれぞれの歴史と味わいがあるのです。坂道の権威（日本坂道学会副会長。しかし会員は会長と副会長の２名のみ）、タモリさんがその魅力をググーっと凝縮してまとめた１冊です。

・タモリ『タモリのＴＯＫＹＯ坂道美学入門』（講談社）

 <img alt="070912_タモリさんの本.jpg" src="http://www1.news24.jp/blog/konnno/070912_%E3%82%BF%E3%83%A2%E3%83%AA%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%AE%E6%9C%AC.jpg"align="right" />  タモリさんの前書きの書き出しは「東京に初めて来て感じたのは、なんと坂の多い所だということだった」。まったくその通りです。私の故郷は新潟県新津市（現在は新潟市秋葉区）。街の南には緩い丘陵があって、その丘の上に私の通った高校があるのですが、それ以外は一面の田んぼ。商店街のある市街地も平坦で、坂道はありません。ところが東京はというと、至る所にアップダウン。天気の好い日、ちょっと気が向いて練馬区内のアパートから自転車で早稲田に向かうことがありました。そんなとき、東京の地形がつぶさに分かりました。ペダルの重さでわかる山や谷。電車ではそこまではわかりません。その後、「これはちょっとないだろう」というたいへん急な坂の上にあるマンションにも住んだことがあります。いわゆる目白台の台地でしたが、通勤や買い物など、坂の下に降りる必要があまり無い立地だったのが幸いでした。

  目白台付近もそうですが、とりわけ山手線の円内は坂道の宝庫。入り組んだ台地と谷、そのはざま。旧い東京の街は故在る坂道が多いのです。本書では、それぞれの坂ごとに、タモリさんの撮った写真、その坂を中心とした名所旧跡の散歩ガイド、喫茶店や博物館、名物を売る店などの「お立ち寄りＳＰＯＴ」で構成されています。一読すればその坂道の歴史がわかり、散策したような気分になれること請け合い。説明文に記される、タモリさんの思い出話や蘊蓄も楽しいばかり。さらには坂道ごとに「勾配（がきつい）」「湾曲（が大きい）」「江戸情緒（が漂う）」「（名前の）由来（がある）」という評価ポイントも、★５つを満点として示されています。この基準、タモリさん独自の「よい坂」の条件なんですね。しかしタモリさんが過去に坂道の魅力や鑑賞ポイントの話をした際に「興味を持ってくれたのは、たった一人だけだった」そうです。私に話してくだされば…。他にも「鉄道」とか「地図」とかの話でも盛り上がったはずなのに。

  東京初心者には、江戸時代以来の街の歴史を繙いてくれる良きガイド。そして東京生まれの東京育ちの方にも、「馴染みのない街」への散策の友として。地図の好きなあなた（私がそうです）や街並みの好きなあなた（これも私のことです）にもぜひ。そうそう、収録されている坂道の写真というのも、ほんといいんです。その坂の特徴を踏まえた構図と明るさ。私の以前住んでいた街の坂の写真など、「そうそう、この感じ、このアングル」と思いました。オールカラーで紙質もよいのでおトクです。
　
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    <title>＃２０６　 つめあと</title>
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    <published>2007-09-10T02:46:47Z</published>
    <updated>2007-09-10T02:50:14Z</updated>
    
    <summary>　台風９号が去って、週末も関東地方など各地で大きなつめあとが残りました。山あいの...</summary>
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        <name>近野宏明</name>
        
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www1.news24.jp/blog/konnno/">
        <![CDATA[　台風９号が去って、週末も関東地方など各地で大きなつめあとが残りました。山あいの温泉地では道路が寸断されて宿泊客らが孤立。波打つ道路や崩れた斜面が、復旧までの時間がかかることを物語っています。

<img alt="20070908 多摩川⑤.jpg" src="http://www1.news24.jp/blog/konnno/20070908%20%E5%A4%9A%E6%91%A9%E5%B7%9D%E2%91%A4.jpg"align=right />　写真は、「リアルタイム」のデスクが土曜日の朝に撮影した多摩川の河川敷です。普段は水に覆われるはずのない中州や岸に、たくさんの流木などがひっかかっています。泥まじりの流れに乗ってきたので、多くは白く乾いた泥が付着しています。大田区の多摩川沿いに住む別の後輩の話では、「台風の日は堤防の端から端まで水に満たされ、さすがに肝を冷やした」とのこと。そういう尋常でない泥水の中に、さまざまなものが混じっていたのでしょう。写真を撮影したデスクの見たところでは、木の根っことペットボトルが圧倒的に多いそうです。ペットボトル…自然のなかでは土に還らない素材が大量に東京湾まで流れたことでしょう。

<img alt="070908_多摩川③.jpg" src="http://www1.news24.jp/blog/konnno/070908_%E5%A4%9A%E6%91%A9%E5%B7%9D%E2%91%A2.jpg"align=right />　さて。私も同じ日にたまたま所用があり、二子玉川まででかけました。その足で川の様子を見てきました。こちらは私の撮った写真です。当然水量はだいぶ減っていて、コンクリートの護岸にはカップルなどがくつろいでいます。しかし河川敷のかなり外側の部分まで、ところどころ乾ききらない水で足元がぬかるみに。そして水位のわりに流れが速いのが明らかでした。まだ水は青みが戻っておらず、濁った土の色です。対岸ではバーベキューや釣りを愉しむグループの姿も見えましたが、水に落ちたりしないといいのだけれど、と思いました。

<img alt="070908_多摩川①.jpg" src="http://www1.news24.jp/blog/konnno/070908_%E5%A4%9A%E6%91%A9%E5%B7%9D%E2%91%A0.jpg"align=right /> ところが。懸念していたことは日曜日に起きました。現場は少し上流にあたる、川崎市多摩区付近の多摩川。釣りのために乗っていたボートが流され、岸に泳いで戻ろうと飛び込んだ大学生が流されました。いまも行方不明です。多量の雨が降ったあとは、急激な水位の上昇後、水が引いていきますが、流れの速さは意外に長時間続くようです。　
  意外と知られていませんが、東京では梅雨時の６月よりも台風＆秋雨の９月のほうが、降水量は多いのです。まだまだ気の抜けない時期が続きます。今月は３連休が２回控えています。水辺での行楽にはくれぐれもご注意を。
　
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    <title>＃２０５　　台風</title>
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    <published>2007-09-07T02:51:59Z</published>
    <updated>2007-09-07T02:52:34Z</updated>
    
    <summary>　台風９号が首都圏を直撃しました。小田原市付近に上陸した台風は、ゆっくりと北上中...</summary>
    <author>
        <name>近野宏明</name>
        
    </author>
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www1.news24.jp/blog/konnno/">
        　台風９号が首都圏を直撃しました。小田原市付近に上陸した台風は、ゆっくりと北上中。現在（１１時）福島県付近を進んでいます。

　私は午前中に台風特番を行う場合に備えて、きのうは帰宅せずに会社近くで休みました。風雨が一晩中つづいて被害が心配されましたが、やはり相当の人的・物的被害が出ています。とくに風よりも雨のほうが影響大きく、河川の増水によって肝を冷やした方が多かったと思います。早朝から多摩川などでは、増水した中州などに取り残された人の救助活動が行われました。昨今は水害のたびにこうした救助が行われます。河川敷に住む人が少なくないことも改めて痛感させられます。

　雨によって、大規模河川を渡る鉄橋などが行き来できなくなって、通勤にも影響が出ました。昨晩は深夜に入る前に運転を見合わせた路線もかなりあったので、帰宅も出勤もままならぬ方も多かったと思います。地下街や住宅の地下室などのいわゆる都市型水害の人的被害は今のところ無いようですが、停電など日常生活にかかわる影響も甚大です。

　お昼のニュースで各地からの中継を見ると、東北地方に進んだ今もなお、風雨が弱まったようには見受けられません。秋の収穫を控えた果実農家などは、きのうあたりから対応におおわらわと推察します。被害が大きくならないことを祈るばかりです。台風は近づいてくると急に雨や風が強まる場合があり、対応が遅れると被害が膨らみます。台風が去った地域では、落ち着き次第「次の台風」に備えて頂きたいと思います。

        
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    <title>＃２０４　 上質</title>
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    <published>2007-09-05T05:58:11Z</published>
    <updated>2007-09-07T06:06:03Z</updated>
    
    <summary>　伊勢丹の新宿本店。「ファッションの伊勢丹」が先鞭を付けたメンズ館の最上階がリニ...</summary>
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        <name>近野宏明</name>
        
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www1.news24.jp/blog/konnno/">
        <![CDATA[　伊勢丹の新宿本店。「ファッションの伊勢丹」が先鞭を付けたメンズ館の最上階がリニューアルしました。その名も「イセタン　メンズレジデンス」。事件事故以外では久々に取材に出かけてきました（９月５日放送）。

　バイヤーさんと一緒にフロアを巡ったのですが、キーワードは「上質」「ゆとり」「こだわり」。可処分所得の大きい、富裕層の男性をターゲットにしているだけあって、陳列している商品は「高級」または「超高級」です。ライブラリー（書斎）をイメージしたゾーンでは、ドイツの高級カメラ「ライカ」や、イギリス王室御用達のオーディオ「リン」の品々が、博物館のようなガラスケースに収められています。文房具のコーナーも同様。ペンが空中を浮遊するかのように、明るい壁面ガラスケースにずらりと並んでいました。ひとつひとつが「上質」です。

　オーディオは１セット７００万円！というビックリ価格ですが、「その価値があるのか？」と思うのが人の常。そんなお客様のために「試聴室」もあるんですねー。その中で我が家にもあるＣＤを聴いてみたら、確かに今まで聞こえなかった音がクリアに耳にしみ込みます。まあそんなお値段のオーディオも、どういう器（＝部屋）に置かれるか、という問題が残りますが…。きっとお買いあげになる方のお宅には、地下あたりに「こだわり部屋」があるのでしょう。

<img alt="070907_伊勢丹スパ.jpg" src="http://www1.news24.jp/blog/konnno/070907_%E4%BC%8A%E5%8B%A2%E4%B8%B9%E3%82%B9%E3%83%91.jpg"align=right />デイスパは最新鋭のマシンを導入した個室が並び、デパートの中とは思えぬ空間。３０分、５０分のコースから設定されているので、奥さまや恋人の買い物を待つ間、ここで至福のときを過ごす…という使い方も可能。ただあくまでも「疲れ切ったサラリーマン」の癒やしの場、という感じではありません。おとなの「ゆとり」を持ちつつこの扉をくぐる…という風情です。生活に「ゆとり」があって、スパやエステに興味もあったけれど、ちょっと遠慮しちゃうなあ、という「尻込み男性」にとっては、デパートの中という立地が敷居を低くしてくれそう。こだわりの素材とインテリアでもてなすカフェも同様です。

　…と、「上質」が横溢したフロア。低迷するデパート業界でも気を吐く伊勢丹が「さらに勝つ」という決意のもとにオープンしただけあって、気合十分。きっと狙った顧客層はがっちりつかむことでしょう。それにしても、それだけの「ゆとり」ある層が、少なからずいるのだなあということに、改めて驚かされます。ハイエンドかディスカウントか。二極化する消費の一端をみた思いでスタジオに戻りました。
　
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    <title>＃２０３　　克己</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www1.news24.jp/blog/konnno/2007/09/post_202.html" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www1.news24.jp/blog/blog/mt-atom-20060510.cgi/weblog/blog_id=10/entry_id=2916" title="＃２０３　　克己" />
    <id>tag:www1.news24.jp,2007:/blog/konnno//10.2916</id>
    
    <published>2007-09-03T07:07:12Z</published>
    <updated>2007-09-03T07:07:42Z</updated>
    
    <summary>　広島東洋カープの前田智徳選手が２０００本安打を達成しました。地元広島市民球場で...</summary>
    <author>
        <name>近野宏明</name>
        
    </author>
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www1.news24.jp/blog/konnno/">
        　広島東洋カープの前田智徳選手が２０００本安打を達成しました。地元広島市民球場で行われた週末の試合。満場のファンの眼前での偉業達成です。ここだけの話ですが、私は幼い頃から広島のファンでした。日本テレビの入社試験では、役員面接で当時の役員に「たまにはジャイアンツも応援してくれよな！」と明るく言われ、ホッとすると同時に「あ、懐がけっこう大きな会社なんだ」と思った記憶があります。（入社後、巨人以外のチームの熱烈なファンが結構いることが判明。それほど特別なことではないようです。まぁ「それはそれ」ということですね）。

　広島には昔から、際だって目立つことはないけれども職人肌のいい選手が在籍するようです。盗塁王の高橋慶彦、渋い２番打者の正田、その系譜に連なる、打って走って守れる巧打者が前田選手です。加えて、練習が大好きという点も前田選手の特筆すべき点。究極のバッティングを目指して日々鍛錬に励む姿は、求道者のそれに見えると、様々な記事に書かれてきました。その打撃センスを称して「天才」という評論家・選手は非常に多いのですが、その基盤の上に、練習に次ぐ練習が築き上げた部分も大きいと推察します。

　しかし右足のアキレス腱断裂、左足のアキレス腱の手術と、決して順風とは言い難い選手生活。己に打ち克って積み上げてきたヒットが２０００本。日常生活にすら支障をきたしていたというひと頃の状況を考えると、ファンならずとも賞賛せずにはいられない偉業です。ぜひこの文を読み終わったら、前田選手に関する記事をネットで一通り見てみてください。たいへんな人物ですから。

        
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    <title>＃２０２　 論争</title>
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    <published>2007-08-31T05:28:03Z</published>
    <updated>2007-08-31T05:29:06Z</updated>
    
    <summary>フルーツサンド。いい響きです。私は大好きです。一点の曇りもなく言い切れます。耳を...</summary>
    <author>
        <name>近野宏明</name>
        
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www1.news24.jp/blog/konnno/">
        <![CDATA[<img alt="070829 フルーツサンド.jpg" src="http://www1.news24.jp/blog/konnno/070829%20%E3%83%95%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%84%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%89.jpg"align=right />フルーツサンド。いい響きです。私は大好きです。一点の曇りもなく言い切れます。耳を切り落とした柔らかく清々しい食パン。キレイに揃った赤、橙、緑…色とりどりの果物の切れ目。そして両者をつなぐ純白の生クリーム。嗚呼、フルーツサンド…。思わずうふふっと微笑んでしまいそう（三十路も半ばの男なのに）。ま、それぐらい好きだということです。サンドウィッチの専門店や、フルーツパーラーのテイクアウトカウンターで、たまに買っては至福のときを過ごしております。皆さまもお好きでしょう？

　…と、こういう思い（想いといって差し支えないでしょう）は世の中の誰にも共通しているとずっと思いこんでいた浅はかな私でした。まさかフルーツサンドにそれほどの想いを抱かない人が身近にも居ようとは。まず、いつも隣りの笛吹さん。「全く食べないわけではないけど、好き好んでは食べないなあ」ですって。どひゃー。いわく「ベチャベチャしている」…そうか。ベチャベチャしているんですか。以前スタジオで『リアルタイム』の出演者にも訊ねてみたところ、私はほとんど孤立無援の状態。意外にフルーツサンドに厳しい意見が相次ぎました。「パンに生クリームなんて」「果物とパンを一口で摂るのには無理がある」などなど。でも。でもですよ。ケーキだって「生クリームとスポンジ」「果物とスポンジ」なんですから。なぜ食パンじゃダメなのか。

　…すみません。冷静さを失いました。ことフルーツサンドとなると。反対側の隣席にいる小西さんに聞いてみました。「あ、大好き！」即答であります。「美味しいよねえ」「サンドウィッチのお店なんかに行くとつい買っちゃうよ」ははは。これです。この想いが万人に共通しているはずだと私は期待してるんですよ。しかし小西さんが付け加えた一言はちょっと首肯しかねます。「ケーキは甘すぎるんだよね」。「ううううむ」近野、梅干しのようなシワを顔中に浮かべて疑問を感じるの巻。ケーキの甘さにはまた意味があるわけで。新たなる論争の種ができてしまった！のかもしれません。
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    <title>＃２０１　 夏の終わり</title>
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    <id>tag:www1.news24.jp,2007:/blog/konnno//10.2894</id>
    
    <published>2007-08-29T05:28:34Z</published>
    <updated>2007-08-29T05:29:07Z</updated>
    
    <summary>　四季のある国、日本。ということは季節ごとにその始まりと終わりがあるわけです。な...</summary>
    <author>
        <name>近野宏明</name>
        
    </author>
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www1.news24.jp/blog/konnno/">
        　四季のある国、日本。ということは季節ごとにその始まりと終わりがあるわけです。なかでも「終わり」に一入の寂しさを感じるのは、「夏」であることに異論を唱える向きは…、はい、ありませんよね。無いことにしましょう。「夏の終わり」…一抹の切なさを感じませんかね？きょうは久々に真夏日も回避。日射しも弱い曇り空です。ああ、夏の終わりです。

　「春の終わり」はすなわち夏の始まり。高く青い空と白い雲に気持ちは沸き立ちます。「秋の終わり」は冬との境目がよく分からないので、ちょっと感慨を抱きにくいかなと。「冬の終わり」、雪国ならずとも冬が終わることに寂しさを覚える人はまず居ないでしょう。生命の息吹を感じる季節であるがゆえに、卒業式も入学式もぴったりと符号します。

  やっぱり、「夏の終わり」はものがたりになりやすいようで、いまインターネット上の歌詞検索サイトで曲名を検索してみると「夏の終わり（含む「夏の終り」）」という曲は沢山あるのですが、その他の季節はわずかに「冬の終わり（終り）」という曲が２曲。この事実ひとつとっても、夏の終わりは特別なんだということがよくわかります。ということは。とりわけ「春の終わり」という歌詞を万人の共感できる内容で仕上げられたら、それは画期的なこと。それだけでその作詞者には尊敬の念を抱くほかないと言えましょう。

　この時期になると、ラジオを聴いていても行く夏を惜しむような曲がオンエアされます。「夏の終わり」そのものをタイトルにした前掲のような曲、歌詞の中に「夏の終わり」をというフレーズを含んだもの…。ほかにもあれこれ。やはり一抹の寂寥感を感じる曲が多いようです。我が家の周りでは、夜に聞こえてくる虫の声が、蝉から鈴虫へと明らかに変わってきました。まだ真夏日はありそうですが、朝晩は明らかに秋の気配…。皆さんにとっての、この時期にぴったりはまる曲、何でしょうか？

        
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