週末の神宮球場は大変な盛り上がりだったようです。言うまでもなく、東京六大学野球の早慶戦です。土曜日は慶応が快勝。連敗すれば三校によるプレーオフという、早稲田にとってはちょっとイヤな展開で、日曜日を迎えました。そのまっさらなマウンドに上がったのは「ハンカチ王子」こと斎藤祐樹投手。ご存知の通り、「王子」は6回4失点ではありますが勝利投手。早稲田は2季連続優勝を決めました。
早稲田のOBでありながら、在学中から現在に至るまで一度も早慶戦を見たことの無い私。先週はスポーツコーナーで「見たことはないんです。在学中よりむしろ今のほうがよっぽど関心があります」と言ったら、陣内さんに「困ったOBですね」と言われてしまいました。何しろ毎年1万人のOBが生まれる大学ですから、愛校心のあり方もいろいろです。ご容赦下さい。
メディア各社のご多分に漏れず、日テレには早稲田のOBが沢山います。私の同期はとりわけ多い年で、4人にひとりぐらいが早稲田出身。背中合わせに座っている『リアルタイム』のNデスク(雄弁会出身)に早慶戦の思い出を聞いてみました。すると、「在学中は早慶戦のたびに前夜から飲んで盛り上がり、そのままの勢いで神宮へ観戦にでかけた」とのこと。「で、我々の在学中に早稲田の優勝ってあったかな?」と問うてみると、「どうだったかなあ…」…やんぬるかな、であります。きっと前夜にしこたま飲んで、酩酊状態で試合を見ていたのでしょう。でも十二分な「観戦歴」。早稲田の学生らしい、という前置きがつきそうですが。
「王子」斎藤投手の鮮烈なデビューシーズンとなった今季は、初めて大学野球を観戦した人も多数。きっと斎藤投手目当てで見に行って、早稲田の他の魅力的な選手や、他大学のすばらしい選手を見いだした方も少なからずいることでしょう。王子の活躍で往時の人気が復活。ひとりのスターが生み出す効果の大きさははかり知れません。きょうの『リアルタイム』はそのあたりをたっぷりお届けすることになりそうです。
投稿者 近野宏明