日本テレビにいらっしゃるお客様が驚くことの一つ。ニューススタジオのサイズです。多くの方が「意外に小さいですね」「思っていたよりも小ぶりだなあ」などと仰います。もちろん決して狭すぎるなんてことはありません。必要十分のサイズです。これが画面で見ると大きく広く見えるのは、スタジオまわりのスタッフのテクニックの賜物。
その「意外に小さい」スタジオに、大きな飛行機を搬入した様子がきょうの写真です。最新鋭のジェット旅客機・エアバスA380は胴体直径が7m以上あります。そんな巨大な筒があのスタジオに…。入るかもしれませんが、運び込むのに難儀します。で、切り取っちゃいました。「国際線航空機への液体持ち込み厳しく」というニュースのひとこまです。(スタジオに居ながらにして)飛行機に乗っているように見える…でしょう?笛吹さんも流れゆく空の景色に目を奪われています。
我々の手前にあるのは、「機内持ち込み不可」となるもの。ゼリーやヨーグルト、ヘアジェルなど、ゲル状のものも「液体」の範疇に含まれるそうです。厳しいですね。初日。全国の国際線ロビーでは大きな混乱は無かったものの、持ってきたペットボトル飲料を慌てて飲み干す人の姿もあったようです。ゴミ箱にも持ち込めないものがちらほら。
スタジオで登場したのはわずか1分ほどのこのセット。でも、一目で「機内」と分かるうえ、スタジオ進行の雰囲気も変わります。事実、コメンテーターの山本博さんは、コーナー終わりのわずか2秒ほどの隙間に、窓の外を指さして「あっ!富士山だ」とアドリブで声をあげました。隣の席に座っていた田宮榮一さんもそれに合わせて「おっ?」と目をやる…。斯様にリアリティのあるセットの力は大きいのですね。
重要な役割を演じた飛行機のセット。放送終了後、このセットがどうなるかというと、こうなります。バラして大きなエレベーターに。そして普段置いてある場所に戻っていきました。たまには目先の変わったセットで放送に臨むとどうなるのか。ちょっと気分が変わる「セット」のお話でした。
投稿者 近野宏明