またも、週末に本を買いだめしてしまいました。読み終わらないうちに買ってしまう。もはや止めること能わず。リビングにも枕元にもトイレにもお風呂にも階段にも、至る所に本が積んである我が家であります。当然、本棚は飽和状態です。
問題のひとつは、本が好きということと同様に「書店が好き」ということかもしれません。旅行や出張で知らない街に出かけると、必ず書店には入ります。さらには、「お気に入り」と呼べる書店まであるので困ってしまいます。この週末にもでかけたそこは、学生街の一角。決して大きな書店ではありません。規模としては商店街の個人営業の書店だって、これぐらいの店はあるぐらい。でも、決定的に異なるのはその品揃えです。奥行きの深い店内、入ってすぐの平積みのセレクションが素晴らしい。いわゆる大手出版社の売れセンではない、ちょっとマイナーな、知的好奇心を刺激されるものがずらりと並んでいるのです。
必ずしも、自分の好きなジャンルど真ん中だけではないというのもポイントです。学生街という土地柄か、社会思想系の品揃えが豊富なこの書店。自分の趣味にちょっとかぶる、というのが嬉しいところなんです。確かに、ビル丸ごとという大規模書店に行けば、ありとあらゆる本はあります。ですが、書店の独自基準で選り抜いた本だけが置いてある、適正なサイズの書店なのにその店のこだわりがある、そういうところがこの店の美点なんですね。…ベタ褒めですね。
そういうわけで、私はこの書店に通うのが止められないんです。週末の夜、時間があるとふっと足を運びたくなるお気に入りの書店。帰りにコーヒーショップで帰宅を待たず真新しい本を開く。片道30分をかけてもその価値あり。皆さんはそんなお店、ありますか?
投稿者 近野宏明