結果としては地上波のニュースとしての放送はありませんでしたが、きょう東京・世田谷で突発事件の通報がありました。その現場に行くと、そこは風見しんごさんの愛娘、えみるさんの交通事故現場とは100メートルほどの場所。事故後2週間余りが経って、現場がいまどうなっているのか、ようすを見てみました。
先月17日、細い路地から右折して駒沢通りに出てきたトラックが、えみるさんを巻き込んだその場所。たくさんの花束、お菓子や飲料が路傍の植え込みに供えられていました。えみるさんの自宅からすぐ近くでの事故です。通学の途上ですから、きっと大勢の友達や、同じ小学校の仲間たちは毎日、この場所を通るのでしょう。その度に、えみるさんのこと、事故のことを思い出すに違い有りません。子どもたちの心中を察するに、こちらも胸がいっぱいになります。改めて、ご冥福をお祈りします。
この事故をお伝えしたあと、子どもの交通安全について調べてみました。警察庁のまとめによると、おととし1年間で、交通事故により15歳以下の子ども182人が亡くなっています。10年ほど前には400人近かったので、減少傾向にはあります。それでも2日に1人、子どもが交通事故で命を奪われているのです。けが人に至っては、8万8447人。道路上での子どもの安全が、どれだけ脅かされているかを如実に示す数字です。
全国の皆さんにお伝えできるニュースは、これだけ多い事故のうち、ほんの一部分に過ぎません。悲惨な事故の報道をきっかけに、それぞれの地域で交通安全をあらためて考えて頂ければと、痛切に思うところです。また私自身もドライバーのひとりとして、これまで以上に運転には気を引き締めてまいります。
投稿者 近野宏明