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ユニバーサルミュージック・石坂敬一会長に聞く

(2009/05/15 OA)


 

 CDなど音楽ソフトの売り上げがこの10年、下降線をたどる日本の音楽業界。不況や少子化などの要因もあるが、主なターゲット層である10歳代が、CD購入から携帯電話への音楽配信ダウンロード中心へと変わり、販売不振に影響しているとされる。

 そのような時代の変化にいち早く対応したレコード会社が「ユニバーサルミュージック」だ。陣頭指揮を執っている石坂敬一会長は、携帯音楽配信会社といかにコラボレーションするか、スタッフとともに工夫を凝らす。その戦略が功を奏し、15年前は国内で業界6位だったユニバーサルミュージックだが、去年、CD生産額でトップに躍り出た。その手腕とは…。また、今後のCD販売戦略についてデジタル配信と共存を図るべくターゲット層によってすみ分けを行い、業界やショップをも巻き込んだ新たなキャンペーンを展開しようとしている。

 15日の『まーけっとNavi』「江上剛の汐留リーダーズEYE」は、音楽業界の今と、今後の可能性について、作家・江上氏が石坂会長に聞く。

★★経済部長が見た舞台裏の感想!!
       「経済部長タカミンスキーの眼」★★

 今週は、ユニバーサルミュージックの石坂会長がゲストです。タカミンスキー的には、とても関心が高い方です。かつて東芝EMI時代は、洋楽・ビートルズ担当として一世を風靡した方です。1980年のジョンレノン暗殺でスーパースター時代の終焉を感じ取られたそうで、現在では、邦楽アーティストの発掘と大人向けの音楽市場の開拓に力を注いでいます。

 デジタル世代の若者は着うた、ダウンロードが主流ですが、40代以上の世代向けには、むしろ良い音楽をCDを買っていただくという、一種の棲み分けが、今後の売り上げを左右するんだそうです。

 あと面白かったのは・・・洋楽と邦楽の好まれる割合が、時代によって移り変わるという話。かつて1950~60年代は、洋楽と邦楽の割合が、4.5対5.5だったとか。それが今では2対8で邦楽優位に変わっているそうです。

 これはちょっと意外な気もしますが、石坂会長によると、文化が成熟する(ナショナリズム)と、国内アーティストの比重が自然に増していくんだとか。先進国は大体、そうなんだそうです。アメリカはもともと自国の音楽イコール世界の音楽ですから、ちょっと例外ですが。確かに昨今の邦楽は、いいアーティストがどんどん出てますよね。GReeeeN、青山テルマ、キマグレン・・・。

 タカミンスキーは50歳だし、ダウンロード配信というよりはCD派なので、いい音楽を、じっくり買って聴いていきたいと思います・・・。