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私たちの生活に欠かせないガス。これまでは、ほとんどを中東から輸入していたが、今月末にロシア・サハリンから初めて輸入されることになった。サハリンから日本までは、タンカーでわずか2~3日。中東に偏っていた日本のエネルギー供給が一変することになる。
これを可能にしたのは、先月に稼働が始まったサハリンの液化天然ガス製造工場「サハリン2」の成果だ。27日の『まーけっとNavi』「江上剛の汐留リーダーズEYE」は、サハリン2を建設した「千代田化工建設」久保田隆社長(62)に、日本のプラント建設技術の強さや秘訣(ひけつ)を聞く。
マイナス30℃という酷寒の地。敷地内にはサケが遡上(そじょう)する川が残り、いかに自然を保護するかも課題となる。そして、40か国、9000人の労働者を束ねる大プロジェクト。いくつも立ちはだかる困難な壁を乗り越えることができたのは、日本の「最先端の技術」と「ある力」だった。「日本力」の可能性に作家・江上氏が迫る。
きょうのゲストは、プラント建設の分野(特に液化天然ガスの分野では)、世界トップのシェアを誇る「千代田化工建設」の久保田社長です。
資源が少ない日本。結局は、海外の資源を現地で当該国等と共同開発し、日本に持ってくるしか道はないわけです。しかしそうなると、他国の企業との熾烈な受注競争に勝ち残らなければならない。何を持って勝ち抜くか?というと、技術力・ノウハウしかないわけです。
千代田化工建設さんは、現在、業務比率で見ると、海外7割・国内3割だそうですが、まさにそうした競争を勝ち抜いて、日本経済の屋台骨を支えている会社だと言えます。日本の国家的プロジェクトとなった、サハリン2の液化天然ガスプロジェクトが完成したことで、千代田化工建設の優位性は、さらに高いものとなりました。現在は、カタールでの大型プロジェクトに注力しています。
タカミンスキー的に驚いたのは、数百万点にも及ぶ、プラントの部品管理についてです。1点1点、ICタグが付いていて、バーコード管理され、GPSで今どこにその部品があるか、即座にわかるというシステムです。広い敷地のどこに、その部品があるのか、チェックできなければ困りますよね。。。
また、ひとくちに工場を作ると言っても、現在はエコの視点も重視されます。サハリンでは、敷地内にサケが遡上する川まで、そのまま保存されているとか。う~む、凄いですね。。。ともあれ、これだけ大変な企業活動をまとめていくのは大変な事です。一体、何が大切か?久保田社長の答えは、コミュニケーションが一番大事だと。シンプルですが重要な視点ですね。
インドネシア駐在時代は、「俺についてこい!」という豪放なキャラクターから「番長」と呼ばれ、親しまれた久保田社長、これからもお元気で、日本経済の屋台骨を支えてください。