秋はワインの仕込みの季節。
日本のワインの産地では、もうほとんど仕込みが終わったころでしょうか。
今年のワインはどんな味なんでしょうね。
先日、ワインの仕込み作業の一端を見る機会があり、山梨県勝沼市のワイナリーを訪ねました。
まずは、原料となるブドウを作っている畑へ・・・。
果樹の栽培が盛んで、甲州ワインも作られている町なので、
果樹園やブドウ畑があちらこちらに広がります。
お邪魔したブドウ畑は、まさに収穫時期という時に伺ったので、たくさん美味しそうなブドウが実っていました。
ここで主に栽培されているのは、カルベネ・ソービニヨンという種類のブドウ。
ここの畑を管理されている方から、少しいただいて食べてみると・・・、
小さな実は、ほとんど皮と種。皮のまわりに甘酸っぱくて少し苦味がある実がくっついているんです。
いつもデザートとして食べるブドウとはやっぱり違いますね。
そして、醸造工場へ。
工場内には、最新のブドウ醸造用のタンクが並んでいました。
すでに収穫が終わり、熟成過程にあるワインもあったりと、
工場は大忙しです。
ここでは、発酵が終わり、オリなどを取り除いた上澄みを別のタンクに移したばかりのものを試飲させていただきました。
まさに生まれたてのワイン。
色は、透き通った赤。
発酵が終わっているので、もちろんアルコールの香りもします。
味は・・・、ブドウジュースのように甘いのかと思いきや、
甘さはほんのり。
アルコールの香りでブドウの香りは隠れてしまっています。
一言でいうと、トゲトゲした味。
赤ちゃんというより、イメージとしては、反抗期の子供のような・・・。
ワインには、熟成が欠かせないことがよ~くわかりました。
これが、長い時間をかけて、まろやかで芳醇な味わいに
なるんですね。不思議です!
このあと、飲みごろのワインをいただいたんですが、甘みがあって、
深い香りで、本当に飲みやすくておいしかったです。
この日は、たっぷりと、甲州ワインをいただきました。
私も、時間をかけるほどに中身のある人になりたいものです。
投稿者 武岡智子