10年後の未来【連載第1回】               藤田大介

(2006/11/23)


 

061116_101.jpg僕のお気に入りは新橋駅の中にある立ち食いそば屋。
時間がなく朝食を作り損ねたときは、いつも出社前、駆け込ませてもらっている。
見慣れた光景、けれどある日、とても驚きを感じた。
店内がそばをすする音だけでシンと静まり返っている!!
僕がまだ中学生だった10年前、立ち食いそばというと、「天ぷらそば!」「きつね!」「ねぎ多め!」などお客と店員さんの答える声であふれていたはずだったのに・・・。
最近は券売機の、ピッという音だけが響いている。
僕らはいつしか機械としかコミュニケートしなくなり、人と喋る機会がぐんと減っていることに驚かされた。
技術の進歩だと喜ぶべきなのか、会話が減り、声での温もりが無くなりつつあると嘆くべきなのか・・・。

僕の学生時代は毎日のように10年後20年後先の世の中を想像して、日々発明と研究に明け暮れていた。“バック・トゥ・ザ・フューチャー”という映画を見た時、21世紀なんて夢の物語であり、僕らが足を踏み入れようなんて考えたことも無かった。
電車が全自動運転されたり、切符を買わずにタッチすれば改札を通れたり、高速道路の料金所を通るだけで自動で料金が支払われたり・・・。
僕らの生活では、いろいろなところで未来に片足を踏み入れている。

061116_103.jpgあのタイムトラベル映画が描かれたのは、いまから20年ほど前。こんなにオートメーション化されるなんて当時は考えられただろうか?
いよいよ“バック・トゥ・ザ・フューチャー”パートⅡで描かれた車が空を自在に飛ぶ2015年の世界はあと9年後、いったいその頃、この世の中にはどんな奇天烈なものが登場しているのだろうか。そして何がなくなっているのだろう。

これから2回に分けて、大学時代に学んでいた勉強をもとに、これからの世の中を楽しく想像しながら
占ってみようと思う。次回をお楽しみに。


投稿者 藤田大介