オペラ座で歌舞伎

(2007/03/30)


 

3月23日から30日までパリのオペラ座で歌舞伎が公演されました。
通称“ガルニエ”と呼ばれるオペラ座は、1875年に完成した歴史ある建物です。
日本人にも人気の観光名所で数多くの彫刻やシャンデリア、シャガールの天井画など
その豪華さで知られています。
「オペラ座の怪人」の舞台にもなった劇場で、バルコニーの5番が指定席だそうです。
そんなオペラ座で、バレエやオペラ以外が上演されることは珍しく、
中でも、歌舞伎は初めて!!の快挙なのです。

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演目は、市川家の家の芸である「勧進帳」と「紅葉狩」です。
「勧進帳」では、団十郎さんと海老蔵さんの親子が日替わりで弁慶を演じるダブルキャストが実現。
これは海老蔵さんの希望だそうです。
記者会見で海老蔵さんは「夢のよう、とても勉強になる」と話していました。
私は、取材とプライベートで両者の弁慶を見ました。
「同じ役でも演じる人でこんなに違うんだ~」ということを実感!
どちらがよかったかは・・・ナイショです。

フランス語での口上も行われました。
フランス語というと流れるような響きですが、それが歌舞伎調!?なので、独特の雰囲気です。
でも、よく通じていたようでフランス人からは笑いが起きていました。
中でも亀治郎さんは、小学校から高校までフランス語の授業があったそうで、
とても流暢なフランス語でした。

公演にあわせて、パリ市内で歌舞伎の衣装展も開かれました。
歌舞伎の華やかな着物はフランス人に人気が高く、大勢の人が訪れていました。

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着物といえば…、
公演会場のオペラ座にも多くの着物姿の日本人がありました。
中には日本からの「パリ歌舞伎鑑賞○○ツアー」なんてのもあり、
“おっかけ”パワーには驚かされました。
という私も、初鑑賞にしてすっかり歌舞伎に魅了され…、
帰国後は“おっかけ”に仲間入りしているかもしれません。