NNNパリ支局はモンパルナス・タワーという
高層ビル内にあることを前回お伝えしました。
ビルの屋上にはパリ市内が一望できる展望台があり
世界中から多くの観光客が集まります。

そのためビルの入り口には警備担当者が立ち
カバンを持っている人は
中を見せなければなりません。
アメリカやロンドンで起ったテロ事件以降
フランス国内でも、年々セキュリティー・レベルが上がりつつあります。
と言ってもそこはフランス。
朝は厳しいチェックであったが、
夕方近くになると気だるい空気に包まれます。
担当者も帰宅ムードになるのか?
警備が緩やかになることもあります。
そのような和やか雰囲気を打ち破る騒ぎが11月上旬におこりました。
モンパルナス・タワーに爆破予告!!
タワー内で働く人々に対して警察から退避命令が下されました。
我々も慌ててビルの外に飛び出しました。
NNNパリ支局として即座に取材したところ
爆弾予告時間がPM4:30、
我々に退避命令が出たのはPM5:30。
遅―――――い!!
予告が本当ならば死んでいたかもしれません。

フランスらしいと思いつつ、退避命令の解除を待っていました。
日本の常識で考えると、ビルの前は避難してきた人々で溢れかえります。
しかし、フランスでは帰宅時間ということなのか、
ビルから追い出された人々がドンドンと帰路に着きます。
命令解除時にビルへ戻る人々の姿はまばらでした。
これまたフランスらしいと思いつつ
支局へ戻るためにビル内へ入ると
セキュリティー・チェックが突然通常よりも厳しくなっていました。
爆弾騒ぎの後にやっても遅いのでは?????
最後までフランスらしさを感じさせたできごとでした。








