先日、上海で開かれたあるイベントの話し。
会場に到着するとそこは中国にはおよそ不似合いなパステルカラーの照明。
ヨーロッパ風の建物には、88組の中国人カップル、およそ180人がテーブルを囲んでいた。
彼らは何と、全員が中国の「新婚さん」。
招待したのは日本の旅行会社で、なんでも日本への「ハネムーン誘致」がイベントの目的なんだそう。
イベントでは旅行会社の担当者が、東京、京都、北海道、沖縄と次から次へと
熱のこもったピーアールを展開。
そんな担当者の目の前でアツアツの「新婚さん」たちは、
互いに腕を肩に回したり、じっと見つめ合ったり・・・とすでに「別世界」に旅行中といった様子。
旅行会社の担当者曰く・・。
「中国の海外旅行客は人口のまだ1%程だが、1%でも日本の人口の10%以上です!」。
13億人の人口を誇る中国は「最後の市場」という担当者は「新婚さん」に負けず劣らず鼻息が荒い。
特に目立ったのは、「白銀の世界」を売り物にする北海道チーム。
北海道のスキー場は競技人口の減少で、台湾、韓国、東南アジアの観光客で支えられている。
日本への入国者数も中国は、100万人に達した台湾と韓国を猛追し、
今年はアメリカを抜いて80万人に届く勢いだという。
「新婚さん」たちの反応は・・・というと、なかなかの好印象といった感触。
4泊5日で15万円を上回るツアー料金も、それほど負担感を見せている様子はない。
「新しい世代」の富裕層は、着実に増えていることを感じさせた・・。
上海ではいま職業、年収、出身地など条件を限定した「合コン」が花盛りだ。
女性たちは「持ち家、マイカー、・・・」とまさに要求のオンパレード。
好条件の男性をいち早くゲットするため、どの「合コン」も参加者は女性の方が多いのだそうだ。
「海外旅行も出来ない男なんて・・・」、女性たちの間からはそんな声も聞こえてきそうだった。








