クルマ、クルマ、クルマ

(2006/09/22)


 

北京に着任してから2年9ヶ月がたちました。
北京は日々変貌をとげています。
いまオリンピックを控えてスタジアム建設中だし、
あっちこっちで古い町並みを壊してビル建設などの大規模工事が展開中です。
そして、クルマの数。増え方が尋常でない。
北京市によれば、毎日1000台くらい増えているそうです。
SARSで公共交通機関が敬遠し、経済成長にともない豊かになった人たちがクルマを買っている…。

もともと乾燥した空気の北京で、工事などによりさらに埃っぽくなり、排ガスのせいで空が白っぽい…。
交通事故もしょっちゅう見ます。特に追突事故が多い印象です。DSC00185.JPG
なぜ事故が多いのか。「我先に!」というせっかちな人が多いのです。ドライバー、自転車の人、歩行者たち…。日本とくらべて運転技術も全体的に未熟なようです。渋滞のせいで追突事故も起きるし、そのせいでさらに渋滞するという悪循環が…。中学生の頃、交差点にあらゆる方向からクルマが入り込み、にっちもさっちも行かなくなっている状態を「交通マヒ」と習った記憶がありますが、北京では日常的に目にすることができます。

北京市も交通渋滞の問題は自覚しており、オリンピックにむけて解決すべき課題としてあげています。
オリンピック期間中は選手や関係者には専用通路をつくるという、
過去のオリンピックでとられた手法が有力視されていますが、根本的な解決とはいえません。
このまま毎日1000台のペースでクルマが増えたら、五輪までに道路がクルマで埋まる!?
実際にはそういう警告はありませんが、そんな悪夢想像したくありません。
北京市がいつ、どんな形で抜本的な対策に乗り出すのか…通勤中、渋滞にはまるたびに
考えるのですが、答えは出ません。
「こどもは一人だけ!」という政策が存在する中国。
クルマについてもビックリするような対策を打ち出してくるような気がします。