赤土の大自然に抱かれて

(2006/10/27)


 

遅めの夏休みを取って、アリゾナ州のセドナという街に行ってきました。
ここは数年前に日本でもプチブーム(?)となった「癒やしのリゾート地」で、
アメリカの景勝地ナンバーワンにも輝いたことがあると聞いて
以前から一度訪れてみたいと思っていたのです。

火山と地層プレートが共存するため、ミネラル豊富な大地は驚くほど赤く、
その赤土でできた山々に夕陽が当たると、それはもう幻想的。
数千年の昔からこの土地に住み着いていたネイティブアメリカンにとっても
大地のエネルギーを感じる神聖な場所として崇められていたそうです。

というわけで、私も大地のエネルギーに触れて「癒やされたい!」と、
ちょっと早起きして赤土の山に登ってきました。

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朝のさわやかな空気を胸一杯に吸い込みながら登ること、およそ1時間。
頂上から見渡す赤土の山々は、朝日に照らされてキラキラと輝いていて、
その雄大な風景にしばし時を忘れて、ボーっとしてしまいました。

宿泊したホテルも「癒やしモード」全開で、お部屋は一つ一つ赤土でできた
可愛らしいロッジ風。

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さらにおもしろいのは、この街の「赤土」徹底ぶりです。どこを見渡してもまさに「赤土づくし」。
街の景観を崩さないようにと、商店街やスーパー、レストランまで全てが赤土色で統一されています。
アメリカ資本主義を代表する「マクドナルド」と「ウォルグリーン」も、セドナの街ではご覧の通り。

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とかく画一的で面白味がない、と言われるアメリカ。
文化や歴史の面では、ヨーロッパやアジアに到底及ばないアメリカですが、
この雄大な自然に抱かれてボーっと癒やされていると、
アメリカも捨てたもんじゃないな、と思えてくるから不思議です。
きっとネイティブ・アメリカンの大地への愛着が、知らぬ間に
そこに立つ者に伝わるのかもしれません。